2007年 09月 05日
キサラギ
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キサラギ
自殺した売れないD級グラビアアイドル如月ミキの1周忌に集まった5人の男が、彼女の死の真相について壮絶な推理バトルを展開する、シチュエーションコメディ。
家元(小栗旬)が運営するミキのファンサイトの常連の5人の男が追悼会に集まって、お宝グッズの披露や思い出話で盛り上がるはずが、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)の「カノジョは殺された」という一言で事態は急展開。
推理をすすめるうちに、スネーク(小出恵介)やイチゴ娘(香川照之)、安男(ドランクドラゴンの塚地武雅)、オダ・ユージらが実はミキと意外なつながりがあるのがわかり・・・
まるで舞台を見ているような会話劇。
誰もがメインで写っていないときの演技さえもおかしくて、誰を見ていいかわからないくらい。
全員それぞれを追って5回見たらまた違った面白さがありそう。
小栗旬くんはオタクの冴えない役だけど、意外にハマっていてgood。
ちょっといきがっていて頭悪そうな小出恵介くんのコロコロ変わる表情もカワイイ。
ユースケも塚地もオモシロイ。
だけどヤッパリ香川照之!
ウマイっす。
面白すぎっす。
なんたってあの顔でハンドルがイチゴ娘だからね。
カチューシャとかしちゃってお茶目すぎ。
ミキの写真集のタイトルにツッコむシーンには大ウケ。
場内拍手喝采。
ミキとそれぞれの関係が明らかになる度にどんでん返しがあって、途中で先が読めちゃったりもするんだけど、それでもオモシロイのは脚本がしっかり練られているからでしょう。
主催の家元だけがミキと関わりがなかった、と思わせて、実は感動のエピソードが。
5人がそろわなければ起こりえなかった奇跡。
笑いだけでなくちょっと心温まるサワヤカなラストなのに、最後に宍戸錠の登場はいらなかったなあ。
それと、ミキの顔は最後までぼかしてほしかった・・・。
カワイクないんだもん。
DVDが出たらまた見よう〜っと。
by julian1211
| 2007-09-05 07:16
| movie