2008年 07月 06日
スピード・レーサー SPEED RACER
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スピード・レーサーSPEED RACER
レーシング一家に育ったスピード(エミール・ハーシュ)は、レース事故で死んだ兄の遺志を継いでレーサーとなり、地元のレースでぶっちぎりの優勝を果たした。その才能に目をつけたローヤルトンからスポンサーの申し出を受けるが、家族と共にレースに出ることを望みこれを断る。するとローヤルトンの態度が一変、すべてのレースは八百長で、スピードは勝てないと言い放つ。その言葉を証明するようにレースでの妨害が始まり…。
日本はもちろん海外でも人気の吉田竜夫原作の名作アニメ「マッハGoGoGo」の実写化。
その大ファンの『マトリックス』シリーズのアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟が、VFX技術と映像センスを駆使して極彩色のレーシングワールドを作り上げた。
もうね、ほんとに楽しい!楽しい!!楽しい!!!
こういうの好き好き大好き!
実写なんだけど、アニメ。
アニメみたいな実写。
今までに見たコトのナイほどスピーディーでカラフルで生き生きとした映像。
まさにめくるめく色の世界。
レースシーンなんて消化できないくらい、目が回りそうでエキサイティング。
映像ばかりに話題が集中しちゃうけれど、ストーリーもちゃんと主人公スピードの成長物語とスピード一家の家族愛のお話になっていて、ラストでスピードが自分は何のために走るのか、という答えを見つけて走るシーンは胸がすくような爽快感もあってちょっぴり感動。
主役のカレはあまりよく知らなかったんだけど、なかなかカワイクテ役にぴったりな雰囲気でした。
脇を固める役者も、ジョン・グッドマン、スーザン・サランドン、クリスティーナ・リッチなど、個性的で実力のある人ばかりで、それぞれが役にハマッテいてよかったです。
ナツカシの「マッハGoGoGo」の歌も楽しくて一緒に歌ってしまった。
とにかくこの映像の興奮度は言葉じゃ伝えきれない。
大きなスクリーンで見てこその映画。
日本語吹替え版では、スピード・レーサーをKAT-TUNの赤西仁くん、その恋人トリクシーを上戸彩ちゃんがするらしい。
吹き替え版なら映像にもっと集中して見られそうなのでもういっかい見ようかな。
by julian1211
| 2008-07-06 09:19
| movie